2014/12/21
日本におけるフィジカル・コーチに対する初のライセンスとなるAFCフィットネス・コーチ研修会がJ-GREEN堺で行われました。AFCの公式戦のベンチに入るには、このライセンスが必要となります。ライセンス取得という目的はありますが、それより何より日本のフィジカル・コーチの面々が集まって、一週間近くの時間を共に過ごせる貴重な機会となりました。
12/15〜20日の5泊6日で、講義16セッション、実技9セッションの計25セッションで実施。朝9時から夜の10時近くまで、講義→実技→食事→講義→実技→食事→講義、という恐ろしくハードなスケジュールでしたが、面白くてあっという間に1日が過ぎていく感じでした。
レベル1のライセンスを2年かけて取得します。前期の今回は、運動生理学の基礎理論とトレーニングを結びつけていきます。基礎理論の講義の後に、狙いとする負荷に対してグループ毎にトレーニング・セッションを行い、その後皆でディスカッションを行います。
ここで、重要視されるのが「サッカーのトレーニング」で、コンディション的な目的を果たすこと。判断、タイミング、リアリティ、といった要素を伴ったトレーニングで、サッカーのパフォーマンス・アップに繋げます。
インストラクターのヤン・バングスボさんはトップトップで活躍されてきた方。そんな彼の「サッカーは科学ではない。しかし、科学はサッカーのレベルを向上させてくれる。」というスタンスを軸にコースは進められていきます。
二日目で全身筋肉痛、三日目には色々な所に痛みが出始めていましたが、常にサッカーをしながらのセッションなので苦痛はありません。「サッカーのコンディショニング」とは、こういうものだ!ということを改めて感じさせられました。
バングスボさんのタフネスさ、協会の安松さん、広瀬さん、則松さんのオーガナイズ、参加者の皆さんのエネルギーに支えられ充実した時間を過ごすことが出来ました。来年の後期に向けて多くの宿題を頂いて前期はクローズとなりました。今回参加出来たことを心から嬉しく思うと共に、関係者、参加者の皆さんに感謝申し上げます。
オススメリンク
▼野球専用トレーニングキット「タニラダー for BASEBALL」
▼ラダートレーニングの決定版『タニラダー』紹介映像
▼タニラダー講習会イメージ
▼切り返しやドリブルが速くなる!タニラダーアドバンスドセット新登場【タニラダー】