2016/12/20
今年も12月はAFCライセンス講習。
2014、2015年でレベル1コースを終え、今年から2年かけてプロフェッショナル・コースが始まりました。場所は「時之栖」。
前回のレベル1の50コマよりも数が多くなり前後期で70コマのライセンス講習。12/11の朝9時から17日の18時まで、ぎっしりと詰まった鬼のようなスケジュール。
1日の講座が終わったと思いきや、明日までに仕上げなければならない課題が幾つか。となると連日深夜まで準備に追われます。
どんな内容で進めているのかというと、まずは受講生一人一人に担当の選手が割り振られます。今回参加してくれた学生は立教大学と流通経済大学の学生。
そして、自分の担当する選手と、3、4人に分けられたグループの選手たちにアプローチをしていきます。
目的は、彼らの「サッカー選手としてのパフォーマンスを上げる」こと。そのために、選手一人一人のプレーの映像、フィールド・テスト、GPS、ハートレイを駆使して、選手のパフォーマンスと向き合います。
こういった情報をもとにトレーニングを実施していきます。フィジカルコーチのライセンスだから、ボールを使わないで「走り?」的なトレーニングかと思われがちですが、全てボールを使い、サッカー的な判断を伴ったトレーニングの中でフィジカル的な目的を達成していきます。ですから、参加資格はサッカーライセンスのB級以上となっています。(私はA級保持)
常に求められる要素は、「個別性」、「ポジョン特性」、「目的とする負荷」の3つです。
そして、一週間の成果を確認するラスト・ゲーム。
講習会とは思えないような、妙な緊迫感のある中で準備が進みます。スタッフのレフリー人も公式戦並み(^^;
試合が始まってみると、驚きの変化が。伸び代の大きかった立教大学の選手たちのパフォーマンスが、一週間前とはまるで別人!
結果的には、流通経済大学のチームの勝ちでしたが、立教大の大健闘なゲームでした。
試合後には、負けて涙を流す立教大の選手も。こちらも思わずウルッときてしまいました(^^; 我々も思い入れが生まれていましたかが、選手たちにも思うところがあったみたいです(^^)
講習を通じて、無茶振りと思えるような投げかけにイラっとしてしまうこともありましたが、意図的なんでしょうね(^^;そんな中で何をどこまでできるかを試されました。ある意味、現場のリアリティを作り出していたと思います。
理論とエビデンスを背景にして、個人と向き合い、パフォーマンスを上げていく作業。自分の中でも新たな発見があった一週間。また一歩前に進めたかなと思います。
前期は個人とグループ、後期はチームでのトレーニングへと発展していきます!
AFCフィットネスコーチ・プロフェッショナル・コースはこんな感じでした(^^)
終了後のワンショット(^^)
サッカーのコーチでありながら、フィジカル的な分野を専門に、サッカー界に携わっている仲間との貴重な時間でした!
同業者にしか分かり合えない部分を、存分に共有してきました!
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