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活動報告

シュートを枠に入れるには

2016/11/20

<質問>シュートが枠に入りません。シュート精度は筋力が問題しているのでしょうか?

<回答>シュートが枠に入らないのは、筋力の問題ではなく技術の問題です。

枠に入らないということは、バーの上を越えるか、ポストの横をかすめていくかのどちらかですよね。ボールは力を与えられた通りに飛んでいく、かなりの正直者です。バーを越えるということは、ボールの下から力を加えられているということ。ポストの横をかすめていくということは、ボールの端を蹴りすぎているということです。この原理を理解すれば、後は力を加える箇所、つまり、ボールを蹴る場所を変えて蹴れるように練習するだけなのです。

更に言うと、バーを越えてしまう場合も、ポストの横をかすめてしまう場合も、共に今よりもボールの中心に近い箇所を蹴れるようになれば、ボールは枠に近づいていきます。そして、シュートを打つ場所の違いで、最も得点の確率の高いコースにボールが飛んでいくようにトレーニングして、キックフォームを固めていきます。

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例えば、ペナルティエリア近辺の右側からシュートをする時、得点の確率が一番高いコースは、ゴールの左側の下。グランダーのシュートで、ポストに当たってゴールの中に転がっていくシュートが、ゴールキーパーにとっては一番防ぎにくいコース。ここに蹴りこめるようにフォームを固めていくのが、シュート練習!蹴ったボールの軌道を見て、自分がボールのどの箇所を蹴ったのかを振り返る。そして、キーパーの泣き所に流しこめるようなキックのフォームを身につけていく。安定したキックフォームを身につけていく段階で、軸足の安定性を生む、バランスの良い姿勢が不可欠になります。顔を下げてボールを見てしまうと、背中が丸まり、不安定な姿勢になってしまうので、キックのフォームも安定しなくなってしまいます。ボールは目の下で見て、良い姿勢が崩れないように気をつけて脚を振ってください。安定したキックフォームで、得点の確率の高いコースへ蹴りこめるようにする。これで、今の悩みは確実に解消され、得点の確率は一気に上がりますよ!

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