活動報告

甲府市教育委員会×体育の授業×ヴァンフォーレで、ラン・クリニック!

2016/10/15

甲府市では初の試みとなりますが、教育委員会主導のもと、体育の授業でラン・クリニックを開催。

ラン・クリニックとは、足が遅いと思っている子や、もっと速くなりたいと思っている子供達に対して、どうしたら速くなれるかということを伝える機会。

走りのスピードを落としてしまう「五つの課題」を、音楽に合わせて、改善していきます。

使う音楽は、ビートの効いた洋楽。子供達に洋楽はどうかなと思いましたが、かなりノリノリでリズムを取ってきます(^^)

それをスマホのアプリでテンポ・アップし、Bluetoothでスピーカーに繋ぎ、大音量の中、リズムに合わせて走りのスピードを上げていきます。

 

授業の時間は45分間。その中で変われるのか?とお思いでしょうが、それが変わるんです!しかも、驚くほど。60m走のタイムにすると1秒は当たり前。中には2秒以上も速くなる子たちもいます。何より、走っている時の「走り姿」がみんなきれいになっていきます。

その変化は、授業を終えた子供達の顔が物語っているのではないかと思います(^^)

中道南小学校の6年生の子供達

 

大里小学校の6年生の子供達

身は削りましたが、心は充電できました(^^;

この企画のきっかけは、昨年、甲府市のスポーツ指導員の皆様方と過ごした時間にさかのぼります。

「走りの基本は学校体育で身につけていくのが理想ではないか」という考え方に、教育委員会の樋口室長さんと小林さんに共感を頂き、関係者の皆様の熱意のもとに実現することができました。

これをきっかけに、ラン・クリニックの輪が広がっていくといいな(^^)