2015/01/31
静岡・J-ステップでの一次キャンプ無事終了!
樋口新監督を迎えての最初のキャンプ。コンディショニングと戦術の浸透の両面を並行して行っていきます。
より効果的なトレーニングを行っていくために、キャンプ地に求められる条件とは。
私が考えるキャンプ地の条件の優先順序は、
まず第一に挙げたいのは、宿舎の動線とピッチの状態&距離。
宿泊施設内の動線がスムースであることはもちろんのこと、とにかくピッチの状態が良く、距離が近いことが重要。離れていると車やバスでの移動を強いられます。多くの場合、片道に15分から30分程かかってしまいます。例えば片道に30分かかり、それを二部練で行うと一日二時間が移動の時間にとられてしまいます。更にバスの出発時間に合わせた準備とケアの切り上げも強いられます。
これが徒歩で移動出来る状況になると、各々のタイミングで準備&ケアができ、移動にかからない時間を休息時間や自由な時間に充てられます。この違いは非常に大きなものです。
次に求められるのは、食事、入浴施設等。食事は美味しく、アスリートに必要な栄養素を考慮して配膳してもらいます。入浴施設は水風呂完備の温泉があればベスト。
そして、キャンプの時間を豊かにしてくれるサポーティング・スタッフの心遣い!今回も非常に温かく細かい配慮、対応をして頂きました。
スタッフの皆さんに感謝です!
こういった要素が重なると非常に充実したキャンプを送ることが出来ます!
余談ですが、ブラジルW-cupにおいて日本のキャンプ地の問題も挙げられましたが、優勝したドイツは、最も効果的な場所に自国の予算で宿泊施設とそこに隣接したピッチを数面建設しました。この話を聞いたときに、歴史の差と力の注ぎ方のレベルの違いに愕然としました。と同時に、様々な面においても同様ですが、やれていないことをやれるようになれば、日本の伸び代は相当ある!と捉えることも出来ると思います!
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