2023年1月14,15日に開催された2023年フットボールカンファレンスを終えて、思うところを記してみる。
この数年、個よりも戦術が重視されがちなサッカー界の傾向に強い違和感を感じ続けていた。
しかし、今回のカンファレンスに参加し、戦術重視からの脱却への道が開けたように感じた。それを世界の指導者も同じ方向を向いていることに心強さを感じた。
様々な取り組みを経て2023年に辿り着いたのは”Back to the basic”。クラマーさんの教えが蘇ります。
「個を最大限に活かすことが、チームにとってプラスになる」by デットマール・クラマー
そして、戦術的な本質の原点は「1対1」。本質的な部分を追求する森保監督のワールドカップを終えてのコメント。
そして、「特徴(character)」から「特長(strong point)」へ、という影山さんのプレゼン。→影さんは「自分はピッチで輝きたい」と言っていたが、壇上が最も輝ける場所だと思った。影さん、すいません苦笑い。
Japan’s Wayのビジョンにホッとすると共に、今後の取り組みや、この思考の中でプレーできる選手達のパフォーマンス、ゲームの熱量に期待感が膨らみます。
戦術に当てはめられ、個を抑えながらプレーする中で、失ってしまっていた『躍動感』を取り戻して欲しいし、それはプレーヤーだけでなく、観る人達、関わる人達に対してもサッカーの魅力を存分に感じてもらえる場になってくると思う。
そう言った意味でもカタールでのワールドカップの日本代表は、森保監督を始めとするスタッフや関係者の皆さんが、【個と戦術の融合】に重きを置き、今回示したJapan’s Wayの元に戦っていたのかなと感じた。
この流れの中で、私や私の仲間達と取り組んでいることが、必ず活きてくると確信しているので、Japan’s Wayと共に進んでいこうと思う。